2013年8月4日 鄭泰奭教区長様 「再び割礼を行いなさい」

み言:

 ヨルダンの向こう側、すなわち西の方におるアモリびとの王たちと、海べにおるカナンびとの王たちとは皆、主がイスラエルの人々の前で、ヨルダンの水を干しからして、彼らを渡らせられたと聞いて、イスラエルの人々のゆえに、心は消え、彼らのうちに、もはや元気もなくなった。その時、主はヨシュアに言われた、「火打石の小刀を造り、重ねてまたイスラエルの人々に割礼を行いなさい」。そこでヨシュアは火打石の小刀を造り、陽皮の丘で、イスラエルの人々に割礼を行った。                     (ヨシュア記 5章1節~3節)
 

 皆さん、サタンに勝つことができますか。知恵の王であられる神様も、サタンの讒訴にかかればどうすることもできません。一国の大統領もそうです。ある条件に引っ掛かって国民がわあわあとデモをすればどうなりますか。首を切られるかもしれません。条件に引っ掛かれば、全知全能の神様もどうすることもできません。大臣も条件に引っ掛かれば、夕方には首が飛びます。ですから条件防御をしなければなりません。いかにして条件防御をするかという問題が、信仰生活における極めて難しい問題です。ここに生死の問題がかかってます。   (文鮮明先生み言選集)

 
 

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今日の聖句は、モーセが死んで、その使命を引き継いだヨシュアとイスラエルの民がヨルダン川を渡った後の話です。

 

割礼

創世記の34章にも書いてありますが、ヤコブとレアの間に生まれた娘ディナがその地のヒビ人のシケムに犯され、嫁として求められた時に割礼されてない者には娘は嫁がせられないと町中の男を割礼させるぐらい、割礼は重要な意味を持っています。これから戦う時に、なぜヨシュアは男子、すなわち兵士に割礼を指示したのでしょうか。それはエジプトから出てきて荒野を生き残ったのは皆割礼を受けたものだったからであります。割礼によって神の全知全能の力が発揮されたからです。

 

条件防御

今日のみ言をみれば、「条件に引っ掛かれば、全知全能の神様もどうすることもできません。」とあります。信仰生活においてはサタンから懺訴されないための条件防御に生死がかかっていると。

では条件防御とは何でしょうか。サタンが懺訴する前に条件を立てることです。先ほどのイスラエルの民も割礼をしてないからサタンの懺訴条件がある、これから戦うエリコを倒せるか分からない、倒したとしてもイスラエルの国を建てることができるか、常にこの漸訴条件が引っかかってくる。それがあると神が役事できない。聖書をみれば、エリコ城を7日間7回まわってワーッと叫んだら嘘のように城が崩れていったとなってます。大事なことは、前もって割礼によってサタンの漸訴条件を外していたことです。

 

いま私たちも基元節を迎え祝福受けるための割礼が、心からの悔い改めと決意が条件でした。その割礼された私たちが真のお父様聖和1周年を前にしています。ですから今私たちは再び割礼する部分はないのか、私の中に、私の家庭の中にサタンが懺訴できる条件はないのか、もしあるならば真のお父様聖和1周年を前に割礼をしなければなりません。なぜなら割礼することでサタンの漸訴条件を外し、神様の全知全能なる能力が私を通して聖和1周年以後、発揮されるからです。

 

命に代わる条件

ある婦人と話したら、3.11東日本大震災の時、その近くで仕事している息子がいて、いつもは金曜日に戻ってくるのにその週だけは木曜日に戻ってきて、金曜日に起こった大震災を免れたと。その婦人は日頃息子さんの命の代わりなるような条件を捧げていたのでしょう。条件は時が来て、必要な時に使うことができるのです。 サタンの漸訴条件を外し、神様が完全に働くことのできる私たちになれれば、南北統一や、万民が真のお父様を心から歓迎するようになると確信しています。

 

ですから私がなせるかどうかを心配するのではなく、私の中に懺訴できる内容があるかどうかが問題です。わが家庭の中に、この教会の中に・・・。あるならば早く割礼して、条件防御、すなわち精誠を立てることです。これが、イスラエル民族が勝利を目前にして、最終的な勝利を得るため神様が役事ができるように再び割礼を行いなさいと命じたことなのです。

 

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